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Osamu Matsuura
ボール州立大学の日本人卒業生、

英国ロイヤルアカデミーへの入学を許可される

米国インディアナ州ボール州立大学院卒業生、松浦修氏(26)がイギリスの名門音楽学校ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックへの入学許可の通知を受けた。松浦氏が入学するのは修士号以上の学歴を持つ者対象の指揮者養成課程である。この課程ではヨーロッパ有数の指揮者養成課程であり、指揮者の役割と責任、指揮者と演奏者の複雑な関係への理解が求められる。一回の試験機会で30名の最終オーディション受験者の中からわずか3人のみが入学資格を得られるという厳しい条件の中で松浦氏は『もし合格していなかったら指揮者の道を諦め、日本に帰国して音楽とは関係ない職業につくつもりだった。』と喜びと安堵に溢れこう語った。

松浦氏は米国カリフォルニア州に生まれ、幼年期を姉の弾くピアノの音色を聞きながら広島県で育った。六歳でピアノを弾き始め、高校時代には校内オーケストラの指揮者を務め指揮に対する興味が芽生えた。広島大学で音楽を専攻し、同大学卒業後、松浦氏は憧れのレオナルド・アサートン教授の下で充実した指揮学の教育を受けることを決意、米国インディアナ州にあるボール州立大学で大学院課程の指揮学を専攻する。今年五月に同大学を卒業し、ロイヤル・アカデミーには今年の秋に入学を予定している。